空輸で届いた花きは、空港で検疫や通関の手続きを受けます。この作業も自社スタッフにより行なっています。
自社スタッフで検疫や通関業務を行うことで、商品にダメージを与えず、素早い搬出・輸送を可能にしています。ベストな状態で皆様の元へお届けするための第一歩を大切にします。

通関した花きは自社冷蔵施設に移送され、低温庫内にて鮮度を落とさず保管されます。庫内の温度は品種や出荷時期に合わせて管理されているので、劣化を最小限に抑えられています。
また、出荷前には自社スタッフによる厳格な検品をおこなっています。生産地での厳しいチェック後に出荷されていますが、さらに熟練スタッフによるチェックを設けることで、より安全で高いクオリティの花きをお届けしています。

バイヤーは理想の花を求めて、世界中のサプライヤーから買付を行っています。海外の農園へ直接うかがい、長い時間をかけて対話を重ねることで厚い信頼を築いてきました。ともに追い求める切り花の品質は妥協することはありません。

正式には「ユニークプロジェクト」と称し、お客様のご要望に最適でオンリーワンなご提案をさせていただく、機械設計・製作・メンテナンス・制御・監視・管理ソフトウェアの開発まで幅広く手掛ける、生産合理化を推進する総合エンジニアリング部門です。
花き業界のあらゆるご要望に、ハードとソフトの両面からご対応いたします。
ReCos・VaLiT・APhoS・Flowerbizの設計・開発も全てユニプロ事業部で行っています。

輸入する花の到着予定、到着、通関、出荷、配送、販売までのプロセスを管理すると共に、輸入原価、販売管理費・在庫などの経費的な側面も管理する花き事業用の基幹システムをご提供しています。

弊社ユニプロ事業部が設計・開発したリパック管理システム「ReCoS（リコス）」です。
一度に大量の花を検品・小分けにして梱包するリパック業務において、「大量のラベル貼り」や「目視での出来高確認作業」は、ラベル代や専任スタッフの人件費といったコストが増える大きな要因でした。ReCoSはすべてのボックスに商品情報を直接印刷を行いながら出来高も自動的にカウントすることで、リパックにおける時間的人的コストを大きく抑えることができるオンリーワン機器です。

弊社ユニプロ事業部が設計・開発した鮮度推移管理システム「VaLiT（ヴァリット）」です。
花きの品質管理において、お客様のご家庭と同じ環境での状態試験はとても重要です。しかしながら今までの試験方法は気温や湿度と言った数字での観察はできましたが、花自体の状態変化は目視での感覚に頼るものでした。そこで弊社では、切り花の状態変化をカメラで24時間連続撮影しタイムラプス出力することで、文字や数字ではなく動画による状態変化を観察・記録する鮮度推移管理システム「VaLiT」を開発・運用しています。
これにより時間経過による変化が一目瞭然となり、品質管理をより安心できるレベルにしています。

弊社ユニプロ事業部が設計・開発した梱包物自動撮影システム「APhoS（エイフォス）」です。
「商品撮影にかかるコスト・手間・人件費の削減」はECサイトでの販売、セリシステムへの連携において 花き業界の長年の課題でした。この課題にアプローチしたのが、「APhoS」です。 商品の高さ・箱の長さによって、カメラの撮影ポジションを自動調整し、適切な位置で写真を撮影します。 商品に貼られたQRコードラベルを自動で読み込み、商品情報を特定し、撮影した写真をECサイトやセリシステムへ 自動で連携します。
「APhoS」の運用により、商品撮影における省力化に貢献しています。